フランス・パリから中継。自由の女神を紹介。辻岡義堂アナウンサーは「自由の女神はアメリカが有名だが、実はそもそもアメリカの自由の女神というのもパリから贈られたもの。この自由の女神はアメリカの方向を向いているというオリンピックでいうと次のアメリカ・ロサンゼルス大会を見据えているのではと見えてくる」とコメント。レスリング女子藤波朱理が金メダル。登場から観客席を見る余裕があった。あれだけワクワクした表情を見せるレスリング選手は藤波選手だけだった。会見で「オリンピックの魔物はいましたか?」と聞くと「オリンピックに魔物いませんでした」と話していた。オリンピック前には「かならず金メダルを取ってきます」と穏やかな表情で言葉は力強かった。試合後には前列のファンとは全員ハイタッチをするファンサービス。スイッチの切り替えが上手な選手。卓球女子団体で特に印象に残ったのは16歳の張本美和選手。最初の試合は思うような動きができていないように見えたが次の試合では声も出ていたし動きも一気によくなった。今回の経験は次のロスに向けて大きな財産になった。左腕を痛めている早田ひな選手はダブルスに出たが動きもよかった、決勝に向けて体力も温存できてよかった。取材をしてきた陣内貴美子は「数多くのメダルが生まれる中で残念ながら結果に繋げられなかった選手もいます。4年に一度のオリンピックにピークを合わせるのは本当に難しいということを目の当たりにした。オリンピックの結果だけでなくこの舞台に立つまでの過程にも目を向けてあげたいと思いました。選手に寄り添って応援する気持ちを1人でも多くの人が持てる大会になってほしいと思う」などと話した。パリでは新競技のブレイキンも行われる。