ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地での第3戦に「1番・DH」で出場。3打数無安打と当たりは出なかったものの、2四死球と二度出塁。初回に四球を選ぶと、1死後に3番・フリーマンが2ランアーチを放ち、先制のホームベースを踏んでいる。大谷は試合前、左肩を冷やさないように黒いサポーターを付けて温めていたと試合後に明かした。症状は悪化していないのか?という質問に、順天堂大学 浦安病院の糸魚川センター長は、「大丈夫だからこそ(チームドクターの)エルトラッシュ先生がOKを出したと思う。亜脱臼しても一般の人だと1週間くらい固定していれば痛み自体は減ってくるはず。やりながらっていうのであれば1週間が2週間になるとか痛みが続くとか長引く恐れはある」と話した。大谷は直前にチームメート全員に「大丈夫」のメッセージを送ったという。