ロシアによるウクライナの侵攻が始まってから3年を迎え、国連の安全保障理事会は24日、アメリカが提出した戦闘の終結を求める決議を初めて採択した。これまで常任理事国ロシアが拒否権を行使し採択が難しい状況だったが、アメリカの提出案はロシア非難を含まず侵攻などロシアに批判的な表現も避けたためロシアも賛成。一方で、イギリスやフランスはロシア寄りの案だとして棄権した。国連総会の緊急特別会合ではヨーロッパ諸国が主導した戦闘停止とウクライナ領土の保全を求める決議を採択したが、アメリカは反対した。
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