大和証券キャピタルマーケッツアメリカ・高橋諒至さんがリモート解説。25日のニューヨーク株式市場について。「先週末に始まった成長株を中心としたリスクオフの流れが継続している。本日のコンファレンスボードの発表でも、消費者のセンチメントが悪化する一方、インフレへの警戒感が強まっていることが示唆され、下げが加速している。暗号資産が大幅安になったほか、株式市場でもAI関連株が売られていて、投資家からの人気が高いとされる資産の下落が目立っている。」などと述べた。なぜ経済指標が急に弱くなったのか。高橋さんは「複数の要因が考えられる。シカゴ連銀・グールズビー総裁は「状況が変わったといえるには、少なくとも2~3か月分のデータが必要」と指摘しています。来月初め発表のISMや、雇用統計で景気への懸念が緩和される可能性も十分あるとみている。」と話した。