史上最年少で、パラリンピックと四大大会を制し生涯ゴールデンスラムを達成した車いすテニスの小田凱人が凱旋。会見では、「雨が過ぎ去った後に虹は見られる、自分にとってニューヨークでの出来事はそのようなものだった」などと述べた。全米オープン決勝では、相手のマッチポイントをしのぎ、会見で雨に例えた激闘を乗り越え、逆転勝利で優勝した。今後の目標について、小田凱人は、来年は負けなしで、年間グランドスラムを達成する、車いすじゃない人でも車いすテニスができるスポーツとしての大会を開きたい、賞金を使って、いつか小学校の一輪車の横にテニスの車いすを並べたいなどと話した。