ニンジンは発芽と初期生育が難しい。タネまきの区画を作る。クワで表面の土を削ってタネを取り、クワで雑草の根を切る。ニンジンはタネが小さく保水力が低いため、乾燥が苦手。鎮圧とは土を押して隙間を小さくすること。土に蓄えられていた水分が地表に補給され乾きにくくなる。クワの刃や板などを押し当てて鎮圧し、土が乾いている場合は水をやる。種をまき、ニンジンは好光性種子でこまかくほぐした土を薄くかける。乾燥防止のため草を敷く。間引き1回目では本葉3枚の頃に3cm間隔にする。水やりは10日以上雨が降らず周りの雑草の葉が朝や夕方にしおれている場合のみ。