1995年頃から始まった日本の高度経済成長。1955年・日本人の平均寿命は男性63.60歳、女性67.75歳。経済発展・医療の発達・公衆衛生の改善もあり、1985年には平均寿命77.6歳と世界一の長寿国となる。1990年には女性81.90歳、男性75.92歳。1991年放送・ダスキンCMでは「人生100年時代」を象徴する存在として当時100歳の双子の姉妹・きんさんぎんさんが起用され人気となった。2023年には男性81.09歳、女性87.14歳となった。1955年から68年間で平均寿命が男性は17.49歳、女性は19.39歳延びた。
今月、米国・イリノイ大学などのチームが衝撃的な調査結果を科学誌「ネイチャーエイジング」で発表した。イリノイ大学・オルシャンスキー教授は「医学の進歩にもかかわらず平均寿命の延びは鈍化している。今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で5%を超えることは無い」としている。
今月、米国・イリノイ大学などのチームが衝撃的な調査結果を科学誌「ネイチャーエイジング」で発表した。イリノイ大学・オルシャンスキー教授は「医学の進歩にもかかわらず平均寿命の延びは鈍化している。今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で5%を超えることは無い」としている。