栃木県那須塩原市の塩原温泉郷は東京から新幹線とバスを乗り継ぎ約2時間半。美肌の湯の宝庫だという。きょうの特集は「オシエテ！つるつる美肌になれる塩原温泉郷、湯めぐり旅」。きょうの達人は温泉専門家・北出恭子さん。塩原温泉郷の特徴は温泉の泉質10種類のうち6種類が揃うことと、源泉掛け流しの温泉が多いこと。リンスインシャンプーの美肌の湯に入れる「源美の宿会津屋」を訪れる。日本自然療法学会による「美肌美人の湯」の認定書を紹介。源美の宿会津屋・田村千佳さんが案内する。温泉が湧いていた洞窟をそのまま活用した洞窟風呂を紹介。泉質は塩化物泉と炭酸水素塩泉の複合タイプで、探査水素沿線が余分な角質などを落とし、塩化物泉が皮膚に塩分を付着させて被膜を作る。また、保湿美肌成分「メタケイ酸」が美肌の湯の基準とされる量の約7倍も含まれている。
続いてSUZUの森cafeを訪れる。SUZUの森cafe・國井めぐみさんに話を聞く。「とて焼」とは那須塩原市産の牛乳と卵を使用した生地に様々な具材を巻いた塩原温泉のご当地グルメ。「とて」は明治の中頃から塩原の交通機関として活躍した「トテ馬車」から来ていて、通行を知らせるラッパに形状を似せて作られた。「苺たっぷりヨーグルトとて」の紹介。那須塩原市産の牛乳を使った自家製ヨーグルトと栃木産いちご「とちあいか」を使用。ヨーグルトにはビタミンB群、タンパク質、乳酸菌が含まれている。続いてインナービューティーの湯がある「塩原温泉元湯ゑびすや」を訪れる。日帰り入浴が可能な浴室は女性専用と混浴の2つ。混浴用の浴室を紹介。源泉掛け流し100％、泉質は硫黄泉。血行促進、デトックス効果、美白効果も期待できる。更に飲泉所もある。宿泊すると地元食材を使った夕食が提供される。更に追加料金を払えばイワナの塩焼きなども注文可能。なかには硫黄泉で炊いた温泉おかゆや温泉湯豆腐、温泉しゃぶしゃぶも注文可能。2人は温泉グルメを楽しんだ。