適切に避妊が出来なかった時や性暴力の被害に遭った時など、意図しない妊娠を防ぐための緊急避妊薬「ノルレボ」が、きょうから医師の処方箋がなくても購入できるように店頭販売される。アフターピルとも呼ばれ、性行為から72時間以内に1回1錠服用することで80%以上の確率で妊娠を防ぐとされる。子宮からの出血・頭痛などがあるとされているものの、WHOは“深刻な副作用はない”と説明している。メーカー希望小売価格は7480円(税込)。性行為から72時間以内という条件では、医療機関で診察・処方箋をもらう方法では早く入手しにくかった。一方、服用する本人が薬剤師と対面してアレルギーの有無などを確認し、なりすましなどの防止のため薬剤師の面前で服用する必要がある。また販売できるのは、個室・ついたてなどでプライバシーポリシーが確保でき、周辺の産婦人科と連携体制を取っている店舗のみ。厚生労働省はきょう時点で全国約7000店舗をホームページで公表しており、在庫・薬剤師の状況などを店舗に確認するよう呼びかけている。また完全に妊娠を防げるわけではなく中絶の薬ではない。産婦人科の医師は、出血し生理がきたと思っても副作用や妊娠初期の可能性があるため、服用後3週間後には必ず妊娠検査薬の利用や、産婦人科の受診をするよう呼びかけている。また日常的に使用する薬ではなく、適切な避妊が必要。
