ノロウイルスについて1年を通して注意が必要だが特にこの冬の時期、患者が増える。今月に入ってからも各地で報告が相次いでおり、きょうも和歌山県の旅館で飲食した46人が腹痛や嘔吐などを訴え一部からノロウイルスが検出されたケースが発表された。感染制御学が専門の東邦大学・小林寅てつ教授に聞いたのはノロウイルスとスマートフォンの関係。予防法は加熱と手洗い。汚染された二枚貝の食中毒は生や加熱不足のもので発生しているので中心部が85度から90度で90秒以上、十分に加熱することが推奨されている。手洗いについて一般的にせっけん自体にはウイルスを死滅させる効果はないが、せっけんを泡立てて手の隅々まで洗うことで付着したノロウイルスを浮かせて洗い流すことが最も有効な予防法。トイレに行ったあとや食事の前は手を洗う。食事中はなるべくスマホを触らないこと。