韓国・大統領の弾劾求める議案についてスタジオで話した。この件について韓国は本日未明に弾劾議案が報告された。最新の情報では明後日の夜に採決が行われる予定。採決は国会議員の3分の2以上の賛成が必要になり、可決されれば大統領の職務が一時停止、その後憲法裁判所に事案の決定が妥当かどうか審議する。弾劾が可決されるかについて、可決には200議席が必要となり、与党がどれだけ賛成にまわるかによって決まる。与党の状況は議案に反対する方針で決めているが、野党が与党の切りくずしを図る動きもあり不透明な状況。以前にもパク・クネ大統領が人事への介入により職務を停止、罷免されている。一方2004年にノ・ムヒョン大統領が大統領選挙で巡る側近の不正資金事件の責任を理由に職務を停止されたが、憲法裁判所で棄却され大統領職を復帰している。日韓関係等に深く影響するため、引き続き動向をみていく必要がある。