ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の被爆者3人がオスロの高校に到着。高校生約200人から拍手で迎えられる。被爆者が体験を語り始めると会場は静まり返る。日本被団協・事務局次長・濱住治郎さんは広島出身で母親の胎内で被爆した「胎内被爆者」、広島原爆投下の翌年に誕生した。濱住さんは「被爆者は安心して死ぬことはできない」とスピーチした。代表団はノルウェーから帰国の途に就く。参加した高校生たちは、授業では数字で学ぶがシンパシーを感じにくい、証言により多くのインスピレーションが得られる、本で読むのもいいけど経験した人から直接聞くと全然違うと話した。