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「ノーベル平和賞」 のテレビ露出情報

ミャンマーで国軍がクーデターを起こして3年が過ぎたが、軍事政権に反対する勢力の幹部が来日したときに日本経済新聞・野沢さんが取材した。今日のテーマは「ミャンマー政変3年 “最後のフロンティア”は今」。野沢さんは「詐欺拠点と見られる施設はタイとの国境地帯にある。中国系と見られるカジノの施設がアジアのいろんな国境地帯にあり、こうした場所の一部で犯罪集団が入り込み詐欺などを働いているのではと言われている。そもそもミャンマーの国境地帯は少数民族が支配している地域が広がっていて、3年前にクーデターが起き、軍事政権ができたが、そこで反対する民主勢力が武装をはじめ、少数民族を巻き込み内線がずっと続いている。こうした国内の混乱で特に脆弱な国境付近に多くの犯罪拠点ができている状況。国軍はノーベル平和賞を受賞したアウン・サン・スー・チーさんが率いている政府を武力で倒し国際的に非難を浴びている。軍事政権は反対派を排除したかたちで年内に総選挙を実施し、実質的に国軍支配のままで民生復帰したかたちをアピールしようとしている。反対派は国軍による既成事実化をおさえようと考えている。国民の多数が軍事政権に反対していることは間違いない。一時反対勢力が少数民族と組んで勢いを持って国土のかなりの地域をおさえたとも伝えられていたが、最近はその勢いがなくなってきていて、国軍が劣勢とも言えない状態になっている。ウクライナや中東のガザと違い、国際社会の関心はあまり高くない。それによって反対派に国際的な支援はほとんどない状態で、反対派は手製の武器などを使い国軍と戦っている状態が続いている。国軍に比べ兵力が貧弱なのは間違いない。3年前のクーデター直後はASEANからも排除され、色んな会議があっても出られない状態が続いていたが、最近では徐々に大臣の下くらいのクラスの人は会議に参加できるようになってきた。国軍のトップは去年中国を訪問し、首相やタイやカンボジアのトップとも会談するなど徐々に存在感を増している。反対勢力は軍事政権が国際的に承認されるのではないかと警戒している。かつては“最後のフロンティア”ということで色んな日本企業がこぞって現地に進出したが、それもクーデターによって過去のものになった。国軍への批判が強まるなかで、キリンホールディングスなどが次々に撤退した。全ての日系企業が撤退したわけではないが、かつて500社近くが進出していたが今は400社を下回っている。近隣の国ではほとんどの進出企業が儲かっているが、ジェトロの調査によるとミャンマーに進出している企業の半数以上が赤字で苦しい状態が続いている。内戦が続いていることによって国内で避難しているかたが300万人を超えている。高いインフレもあり、経済は低迷している。クーデター直前には経済成長率が6%ほどあったが、今はマイナスに沈み、労働者は国外に出ることも続いている。ただ反対勢力が拒否している総選挙を実施することが変化につながる可能性はある。かつて国軍は軍事政権をしたが民主化が進んだということがある。今回も民主派がいないなかで選挙を実施したとしても民主化が早まることもあるかもしれない。」などと解説した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月5日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本NEWS WEBチェック
今年は被爆から80年。長崎の学校では原爆の恐ろしさや平和の大切さをどう継承し発信していくのかが課題となっている。長崎市の野母崎中学校では、対話の仕方から学ぶ新しい進め方で平和学習に取り組んでいる。講師を依頼された林田さんは平和学習の普及などに取り組む団体の代表を務めている。林田さんの授業では対話の練習から始める。意見が違っても相手の考えを尊重し寄り添って議論[…続きを読む]

2025年3月5日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
ニューヨークの国連本部で、3日から始まった3回目の核兵器禁止条約締約国会議。国連の軍縮部門トップ・中満泉専務次長は、核の脅威が高まる現状に危機感を示し、日本被団協がノーベル平和賞を受賞した意義を強調した。広島の体内被爆者・濱住さんは、日本被団協を代表して派遣された。原爆は、本人の未来を奪い、家族も苦しめる悪魔の兵器だなどと訴えた。

2025年3月4日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
日本被団協の箕牧智之代表委員は締約国会議の様子を広島県北広島町の自宅で見守った。箕牧代表委員は「ノーベル平和賞、ことしは原爆投下80年。今回の会議でしっかり煮詰めて核保有国へ訴える行動を起こしてほしい」と述べた。ニューヨークの国連本部で始まった核兵器禁止条約の第3回締約国会議には去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協から母親の胎内で被爆した広島の濱住治郎さん[…続きを読む]

2025年3月4日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
核兵器禁止条約の締約国会議が3日ニューヨークの国連本部で開幕した。被団協=日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞後初となる締約国会議で被団協事務局次長の浜住治郎さんは「核兵器は悪魔の兵器だ」と演説し廃絶を訴えた。

2025年3月4日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
核兵器の開発や保有、使用などを禁止した核兵器禁止条約の3回目の締約国会議が国連本部で始まった。初日の会合では去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協日本原水爆被害者団体協議会の代表・濱住治郎さんが核兵器の廃絶を訴えた。締約国会議に日本政府がオブザーバーの形でも参加していないことについて日本被団協の箕牧智之代表委員は「この会議に欠席とは、私たち被爆者は腹立たしく[…続きを読む]

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