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「ノーベル平和賞」 のテレビ露出情報

トランプ大統領が意欲を見せているロシアとウクライナの和平交渉だが、その先に狙っているとされているのがノーベル平和賞。ノーベル平和賞は1901年に創設されたノーベル賞の一つで国際平和、人命・人権擁護、環境保護などについて功績のある人・団体に贈られる。受賞者の選出はノルウェー・ノーベル委員会と呼ばれる議会が選んだ5人からなる委員会が行っており、今年は10月10日に発表される。文学賞や物理学賞など他のノーベル賞受賞者の選出はスウェーデンで行われるが、ノーベルの遺言により平和賞のみノルウェーで選出される。過去のアメリカ大統領受賞者は4人。1906年、日露戦争の終結に貢献した第26代大統領のセオドア・ルーズベルト氏がアメリカ大統領として初めてノーベル平和賞を受賞。1919年に国際連盟を創設した第28代大統領のウッドロウ・ウィルソン氏、2002年にエジプトとイスラエルの和平交渉の仲介を行うなど国際紛争の平和的解決への努力を評価された第39代大統領のジミー・カーター氏、2009年に「核なき世界」実現を提唱した第44代大統領のバラク・オバマ氏が受賞。トランプ大統領は以前からノーベル平和賞に対してこだわりを見せていた。6月には「4、5回はノーベル平和賞をもらって当然」、7月には「政権発足以来6つの戦争を止めた」と発言し、ホワイトハウスの公式Xも先週「世界がトランプ氏のノーベル平和賞受賞を求めている」とアピールした。
ノーベル平和賞を選定するノルウェーへトランプ大統領が直談判をしていたという報道もある。ノルウェーの経済紙によると先月14日、トランプ大統領からノルウェー・ストルテンベルグ財務相に突然電話があり、トランプ大統領は関税協議の話とともに「ノーベル平和賞を受賞したい」と伝えたと報じており、専門家は政府への圧力になりかねないと懸念を示している。ストルテンベルグ財務相はロイター通信の取材に対し「電話は関税と経済協力についてが目的だった」と説明し、それ以上の内容は話さなかった。慶応大学教授・中室牧子は「ノーベル委員会は考え方があると思う。『核なき世界』の実現を提唱したオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞した時に、オバマ政権は外交的な成果を出していないという批判があった。実績よりもビジョンと方向性に対して賞を出した部分があったのではないか。トランプ大統領は実績はあるが、一方でパリ協定からの離脱やイラン核合意の破棄とか国際協調を弱めた部分もあって、一貫性の無さをノーベル委員会がどう評価するか、微妙なところじゃないか」、ジャーナリスト・柳澤秀夫は「あまりにも功名心が前に出過ぎてしまっている感じは否めない。今回の米露首脳会談以降の本気度は感じるが、ヨーロッパ側の声に耳を傾ければ傾けるほど、プーチンは距離を置く構図がある」などとコメントした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月23日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本イラスト解説 ここに注目!
アメリカのトランプ大統領は来週マレーシアで開かれるASEAN関連の首脳会議に参加する。東南アジアではトランプ大統領をどう迎えようとしているのか、藤下解説委員が解説した。用意されているのはたいとカンボジアの和平に関するする共同文書。トランプ氏の仲介により停戦した経緯もあるが、トランプ氏はノーベル平和賞受賞に意欲を公言しており、東南アジアでも和平に尽力したとアピ[…続きを読む]

2025年8月21日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!(ニュース)
今月10日、カンボジアの首都プノンペンで行われた2500人超の僧侶による大規模な行進。その中で、トランプ氏のノーベル平和賞のノミネートを後押しした。長年にわたり国境をめぐる対立が続いているタイとカンボジア。先月24日、本格的な軍事衝突が発生。民間人にも被害が及んだ。こうした中、トランプ氏は先月26日、タイとカンボジアの首脳と電話会談。停戦に向けた協議開始で合[…続きを読む]

2025年8月19日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(ニュース)
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談の後、ヨーロッパの首脳も加わるという異例の1日となった。先週アラスカで行われた米露首脳会談の後、トランプ氏がロシア寄りに急速に軸足を移そうとしていただけに、この土壇場の状況でなんとかトランプ氏を引きとめようと、どの首脳もトランプ氏を称賛して機嫌を害さないようにしながら、結束して臨んだと思う。ウクライナの「安全の保証」を[…続きを読む]

2025年8月18日放送 8:14 - 9:50 フジテレビ
サン!シャイン(ニュース)
米露首脳会談についてキヤノングローバル戦略研究所上席研究員・峯村健司がスタジオ解説。不動産王のトランプ大統領と元スパイのプーチン大統領では役者が違いすぎた。会談後、同行したロシア側の記者は「完勝だ。トランプさんの頭の中をがっつり変えることに成功した」と話したという。トランプ大統領は当初、停戦できると自信を持っていたが、会談後は停戦と言わなくなり、プーチン大統[…続きを読む]

2025年8月16日放送 22:00 - 23:24 TBS
情報7daysニュースキャスター7DAYS REPORTS
ノルウェーメディアによるとトランプ大統領は先月、ノルウェーのストルテンベルグ財務相に突然電話し「ノーベル賞を受賞したい」と伝えたという。ロシアとウクライナの仲介も「受賞が狙い」と揶揄する声もある。

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