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「ノーベル生理学医学賞」 のテレビ露出情報

科学ジャーナリスト・寺門和夫に話を聞く。視聴者からLINEで質問・意見を募集中。パネルコーナーはTVerとABEMAで見逃し配信をしている。
ノーベル生理学医学賞の受賞が決まった大阪大学の坂口志文特任教授は滋賀・長浜市生まれ。アメリカ国籍取得者を含む日本人の受賞者は29人目。授賞理由は「免疫が制御される仕組みの発見」。「新たな治療法の未知を開いた」などと評価されている。寺門は「非常に画期的な研究だと思う」などと述べた。生理学医学賞は利根川進氏、山中伸弥氏、大村智氏、大隅良典氏、本庶佑氏が受賞してきた。坂口氏は6人目の快挙となる。坂口氏が発見したのは制御性T細胞で攻撃にブレーキをかける。斎藤は「面白いですね、細胞の中に役割分担があってお互いコミュニケーションみたいなのをとってバランスをとろうとしてくれるとか」、菊間は「バランスが保たれれば健康でいられる」などとコメントした。
リウマチ、1型糖尿病、花粉症、ぜんそくなどアレルギー、臓器移植後の拒絶反応などは制御性T細胞のブレーキの働きを強めることで抑えられる可能性がある。花粉症は体の免疫システムが花粉を異物と認識して過剰に反応することで引き起こされる。花粉症治療の未来では、制御性T細胞を増やす薬を服用すると翌年の花粉シーズンの花粉症の発症を防ぐことができるという。がん治療の研究では制御性T細胞ががん細胞を攻撃する免疫細胞にまでブレーキをかける。制御性T細胞を弱めてがんに対する免疫細胞の攻撃を強めることができる。制御性T細胞を使った治療薬の開発に向け世界で200件以上の臨床試験が進行中。坂口氏は「有効な治療法は必ず見つかる。予防法も見つかると信じている」などと話している。寺門は「非常に素晴らしいこと」、「論文が出て制御性T細胞が認められるまで30年かかっている」などとコメントした。
菊間は「日本は免疫学に関しては非常に層が厚いらしくて色んな方の努力の先にゴールにたどり着いた。ラグビーのトライを決めたような感じがしている」、寺門は「日本には先生方いっぱいいらっしゃる」、斎藤は「超人的なこと。研究費ってないと理系の場合は研究できない」、寺門は「持続する、これもまた研究者として必要な資質」などとコメントした。
坂口氏の人物像を紹介。京都大学で哲学を学んだ父の影響もあり文系志向だった。中学時代は美術部。高校時代は徐々に学校に行くのが面倒になり授業には出ず自宅で勉強していた。大学進学の際に父親に「理系の方が有利」と言われ、母が医者の家系で医学に親近感もあった。「精神科なら哲学もできる」と医学部を目指した。予備校へ行かず、参考書と問題集で勉強した。大学進学後、講義で免疫学に出会い、「自分と他者をどう区別するのかとても哲学的だ」という考えになったという。斎藤は「世界観として相反するものがバランスをとって保っている状態が人間の健康なんだっていうのは哲学的」、菊間は「自分のけがをみながら考えたことがない」、寺門は「自己と非自己ということをある程度哲学的に考えながら研究されている方が多い」などとコメントした。大学院に進学したが、興味があった免疫学の研究を深めるため1年半で中退した。1983年に渡米、精力的に論文を発表するも当時主流だった免疫学の考え方と異なり疑いの目を向けられたこともあった。妻・教子さんも研究者で、よき理解者であり支援者だった。教子さんも科学誌「Nature」に論文を発表するほどの研究者だった。1995年に制御性T細胞の存在を証明する論文を発表した。今後について坂口氏は「人の病気の治療・予防につながることもやっていきたい」などと述べている。
寺門は「苦労されているからちゃんとした研究が最後まで出来たんだろうと思う」、菊間は「妻・教子さんも一緒に受賞にならなかったのかしらと思っちゃう」、斎藤は「研究のすごさがさらに認められる未来が近づいてとすればワクワクする」などとコメントした。
主要国における研究開発費の推移をみると、アメリカが81.1兆円、中国が66.1兆円、日本が18.1兆円。金額だけ見てもかなり差がある。注目度の高い論文数は2000年~2002年はアメリカが1位、日本が4位、中国が10位だった。2020年~2022年は中国が1位、アメリカが2位、日本は13位となった。要因の一つとして研究費の増額が追いつかない、研究環境が悪化して研究力が低下しているのではないかと言われている。坂口氏は「日本が科学立国としてやっていくにはもっと基礎的な科学に対する支援が必要」と述べた。寺門は「グラフと表が示している。環境が悪化しているため日本の研究者は世界的レベルの論文が書けなくなっている」、「何年も言われているが持続的に研究をしていかないと科学立国っていうのはできない」などと指摘した。菊間は「山中先生から5人の方が受賞なさってるってすごいことだと思う」、斎藤は「私の大学でいうと研究室のクーラーが壊れたんですけど直せません。それくらいお金がカツカツの状況になってしまっている」、寺門は「選択と集中も大事だが、それをやっていたら坂口氏の研究は漏れていた」、「今の日本の基礎研究費っていうのは限界がある」などとコメントした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年9月14日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
映像の世紀バタフライエフェクト(映像の世紀 バタフライエフェクト)
昔の「がん」の手術はより広く切ればより治るというものだったという。乳がん手術ではその代償は大きく、外見は大きく損なわれて腕を自由に動かすことも難しくなったという。また局所でも 再発は防げても転移を防ぐことはできなかった。そうした状況の中で、高線量な放射線を放つことでがん細胞を破壊する放射線療法も誕生した。しかし放射線はがん細胞を破壊するが、同時に正常な細胞を[…続きを読む]

2026年9月11日放送 4:30 - 5:50 日本テレビ
Oha!4 NEWS LIVENEWS 10minutes
おととい夜発表されたノーベル賞の登竜門とされる「ラスカー賞」の基礎医学部門に選ばれた筑波大学・柳沢正史教授。柳沢教授は、睡眠研究の第一人者として知られ、睡眠や覚醒のリズムをコントロールする働きを持つ「オレキシン」というホルモンを発見した。オレキシンの発見により、睡眠障害「ナルコレプシー」の発症メカニズムの解明や治療薬の創薬につながったことなどが評価された。柳[…続きを読む]

2026年9月10日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
医学分野で最も権威がありノーベル賞の登竜門とも言われるラスカー賞に選ばれ筑波大学の柳沢正史教授が記者会見を行った。柳沢教授は睡眠を制御するオレキシンを発見し、ナルコレプシーが発病することを解明した。この他中外製薬の研究者3人もラスカー賞に選出された。

2026年9月10日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日
スーパーJチャンネル(ニュース)
ラスカー賞を受賞した睡眠研究の第一人者、筑波大学・柳沢正史が会見をおこなった。1998年に柳沢教授らのグループは「オレキシン」を発見。欠乏するとナルコレプシーを引き起こすことを突き止めた。これらの発見が不眠症治療薬の開発に大きく貢献している。臨床医学部門では中外製薬の研究者3人が受賞した。日本人の受賞はこれまで11人。過去には利根川進氏や山中伸弥氏などもいる[…続きを読む]

2026年9月10日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
筑波大学の柳沢正史教授は睡眠と覚醒を調整する脳の神経伝達物質”オレキシン”を発見した功績で、アメリカで最も権威がある医学賞「ラスカー賞」に選ばれた。強い眠気に襲われて、眠り込んでしまう睡眠障害のナルコレプシーにオレキシンが関わっているとされる。6月24日には「Nスタ」に出演し、教授は夏場の快眠術を紹介していた。臨床医学部門には、「血友病A」の治療薬を開発した[…続きを読む]

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