東京大学が岐阜県飛騨市神岡町の地下空洞に建設中の「ハイパーカミオカンデ」の内部が公開された。物質を構成する素粒子のうち未だ謎の多い「ニュートリノ」を観測するもので、高さ94m、直径69mという巨大施設。ニュートリノの観測装置としては初代カミオカンデと現在稼働中のスーパーカミオカンデが、ぞれぞれ日本人のノーベル物理学賞受賞に貢献している。現在の8倍の大きさとなるハイパーカミオカンデは、20倍の能力で観測できると期待されている。稼働開始は2028年度を目指しているという。
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