先週フランスで開幕した「カンヌ国際映画祭」。日本からは二宮和也と小松菜奈が出演する8番出口がミッドナイトスクリーニング部門で世界初上映となった。映画は異変探し無限ループゲームの8番出口を実写化。地下通路からの脱出を目指す主人公を二宮が演じている。監督週間部門に出品された吉沢亮主演映画の「国宝」は、歌舞伎の世界で吉沢と横浜が女形に挑戦し、歌舞伎界の頂点を目指す物語。レッドカーペットを歩いたのはコンペティション部門に出品された「ルノワール」に出演する鈴木唯ら。映画は闘病中の父親と仕事にお割れる母親と暮らす大人の世界を覗き見る11歳少女のひと夏を描いた作品。カンヌ映画祭は今月24日まで行われ、最終日にコンペティション部門の最優秀賞が発表される。