米国・バイデン大統領が次男・ハンター氏の恩赦を発表した。ハンター氏は薬物依存を隠し、違法に銃を購入した罪などで有罪評決を受けるなどし、今月、量刑が言い渡される予定だった。これまで司法判断を尊重する姿勢を示し、恩赦の可能性を繰り返し否定していた。任期が50日を切る中で態度を一転。声明でハンター氏について「不公平に起訴されるのを見ていた。生々しい政治が悪影響を及ぼし、誤った審判につながったと思う」と。トランプ次期大統領も「マサドブーロス氏が中東問題担当の大統領上級顧問に就任することを誇りに思う」と。マサドブーロス氏はトランプ氏の次女・ティファニー氏の義理の父。中東地域で豊富な人脈を持つレバノン系富豪。大統領選でアラブ系有権者の支持拡大に貢献したとされる。トランプ氏は長女・イヴァンカ氏の義理の父を駐フランス大使に指名し、外交分野での親族の起用が相次いでいる。