会見で与党代表、ハン・ドクス氏は「ユン大統領が正常な国政運営ができないため退くべきだというのが国民の大多数の判断」と指摘し、改めて大統領の早期退陣の必要性を訴えた。その上で、「秩序ある大統領の早期退陣で国民への混乱を最小限に抑えながら自由民主主義を立て直す」と強調し、大統領の退陣を与党として主導していく意向を示した。ユン大統領はすでに自らの任期について「与党に一任する」としており、退陣に向け与党として具体的に動き始めたかたち。さらに与党代表は「ユン大統領には退陣まで外交を含む国政に関与させない」と強調した。こうした中、検察当局は野党側が「内乱罪」で告発していたユン大統領について、内乱の疑いで捜査を始めたと明らかにした。