非常戒厳を宣言した韓国のユン・ソンニョル大統領の弾劾が妥当かどうかを判断する裁判が、きょうから憲法裁判所で始まり、大統領側は争う姿勢を示した。一方、国会では大統領の職務を代行してきたハン・ドクス首相の弾劾を求める議案の採決が行われ、可決された。大統領の職務は代行の代行となる副首相が担う異例の事態。与党側は今回の採決は無効だとして、弾劾議案の効力の停止を求める仮処分を憲法裁判所に申し立てていて、与野党の対立が激しさを増している。
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