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「ハンドンフン代表」 のテレビ露出情報

コリアレポート編集長・辺真一は、「尹大統領は、金と人事権を失って後がない状況だった、さらに妻をどうしても守りたかった」とコメント。11月下旬、来年度の予算案のうち一部を野党が削除して可決。来年度予算、政府原案では677兆4000億ウォン。野党は、4兆1000億ウォン削減の予算案を最大野党「共に民主党」が国会予算決定特別国会委員会で単独可決。予算案が野党単独で可決されたのは、憲政史上初めて。
野党「共に民主党」が中心となって閣僚らの弾劾を推進していた。ユン政権発足後、政府高官22件の弾劾訴追案を発議されたと指摘している。これについてユン大統領は「世界のどの国にも例がないだけでなく、建国以後に全く前例が無い状況」と批判してきた。直近で発議された弾劾訴追案を見ると、今月2日、チェジェヘ監査院長に発議が出され、ユン政権発足の際に「大統領公邸と執務室移転に絡む疑惑」に対して監査を適正に実施しなかったとして、監査院長への弾劾は韓国憲政史上初。また今月2日にはイチャンスソウル中央地検長ら3人に、輸入車ディーラーの株価操作事件に関与した疑いをもたれたユン大統領の妻・キムゴンヒ氏を検察が不起訴処分とし、これに関し公平な捜査を行わなかったとして発議された。
この弾劾をめぐっては、株価操作に関与した疑惑がもたれているユン大統領の妻・キムゴンヒ氏について検察が不起訴処分とした事に対し、ソウル中央地検トップのイチャンス検事らの弾劾訴追案の採決が国会の本会議で予定されていた。このためユン大統領は3日の戒厳令宣布で先手を打ったのではないかとの見方もある。
キムゴンヒ夫人といえば、2021年12月に開設されたファンサイト「ゴンサラン」があり、今日午前時点で登録者は約8万1000人いる。ファッションも注目され、履いていた白いサンダルは爆発的人気でオンラインで売り切れた。また韓国のショップの黒いスカートを履いているのがプチプラと話題になり、注文が殺到して配送に遅れが出た。そんな中、キム夫人には様々な疑惑が上がっている。例えば「民間の知人を大統領専用機に乗せ、海外歴訪に同行させた」とか、「ソウル−ヤンビョン間の高速道路の路線変更か」「株価操作に関与か」「高額なブランドバッグを受け取ったか」「国会議員補選で与党候補の公認決定に介入したか」「大統領公館の増改築工事を関係のある会社に任せたか」などの疑惑が様々あった。その中でも特に影響が大きかったのが、30万円以上する高級ブランドバッグを米国在住の韓国人牧師から受け取った収賄などの疑い。去年、インターネットメディア「ソウルの声」が隠しカメラで撮影し、公開した映像を紹介。ユン大統領は「隠しカメラまで使った政治的な罠だ」と批判した。検察は7月に約12時間にわたり夫人を事情聴取したが、10月には不起訴処分となった。もう1つ影響が大きかったのが株価操作疑惑。輸入ディーラー・ドイツモーターズの元会長が証券会社社員などと組んで株価を吊り上げた事件に、キム夫人が株価操作に資金を出した疑惑や、株価操作が疑われる次期に直接的間接的に取引に介入した疑惑があったが、検察は10月に不起訴処分としている。支持率にも影響し、世論調査会社「ギャラップ」では不支持が72%で、理由で最多はキムゴンヒ夫人の問題。
今月10日、国会本会議でキムゴンヒ夫人の疑惑を捜査する特別監察官を任命するための法案の再表決が予定されていた。これまでにユン大統領は3度拒否権を行使しているが、今回は与党内の対立から夫人が捜査対象となる可能性が高まったとの見方もある。辺は「ユン大統領を引きずり下ろすため野党はキムゴンヒ夫人の疑惑をしきりに追求した」と指摘。五味は「キム夫人への追及がユン大統領を精神的に最も追い詰めた」と指摘。
昨日、野党は弾劾訴追案を提出した。早ければ採決は6日となる。3分の2の賛成で可決となるという事で、与党「国民の力」のうち8人以上が賛成に回ると弾劾は可決する。辺によると「昨日の段階で既に6人与党からの造反者が確定との情報もある」という。弾劾の行方は与党の動向が焦点となりそうだ。カギを握るのが保守系与党「国民の力」のハンドンフン代表。検事時代はユン大統領の有能な右腕で、7月の党代表就任後は反目が目立っていた。キムゴンヒ夫人の疑惑を野党から追求され、捜査の受け入れに柔軟な姿勢を示した事により、守りたいユン大統領とハン代表と相容れない一因になった。その中で、ハン代表は政界では後継の大統領を目指しているとされ、108人の与党国会議員のうち20〜30人がハン代表に近い。今日ハン代表は「党の代表として今回の弾劾案が通過しないよう努力する。大統領の違憲な戒厳を擁護しようとするのでは絶対ない」と話しているが「大統領の離党を再度要求する」とも話している。この狙いについて辺は「本来はユン大統領を党から除名にしたいが、まずは顔を立てて離党とした」と指摘。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月10日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
韓国の与党「国民の力」はきょう政局を安定させるための方策を検討する専門チームを発足させた。尹大統領の注目の退陣の時期だが、連合ニュースによると与党・ハン代表に近い議員からは“半年〜1年以内”の早期に退陣させるべきとの意見が出ているのに対し、尹大統領に近い議員からは再来年の“統一地方選挙後”にすべきとの意見が出ている。裁判を抱えている最大野党・共に民主党のイ・[…続きを読む]

2024年12月9日放送 14:50 - 15:00 NHK総合
時論公論(時論公論)
韓国で戒厳令が一時出された。そこでユン・ソンニョル大統領を突き動かしたのは何なのか、国政はどこへ向かおうとしているのか考える。そこで高野洋は「韓国の戒厳令」「戒厳令に踏み切ったねらい」「ユン大統領の誤算」「政権存続の危機」「次期大統領選 カギとなる人物」「身動き取れなくなるか 韓国外交」という内容を解説した。最後に高野洋は「戒厳令は民主主義国家としての韓国の[…続きを読む]

2024年12月9日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび(ニュース)
国会周辺で行われた尹錫悦大統領の弾劾を求める大規模デモには、およそ15万人が集結。非常戒厳宣言に伴う混乱を受けて、野党が発議した尹大統領に対する弾劾訴追案。その採決を前に、与党議員らが取った行動は一斉退席。議長らが参加を促したが、採決は成立せず、弾劾訴追案は廃案。尹大統領は職務を継続することになった。この結果に、最大野党「共に民主党」は、弾劾訴追案が通るまで[…続きを読む]

2024年12月9日放送 4:55 - 5:25 フジテレビ
めざましテレビ全部見せNEWS
非常戒厳を宣言した尹大統領の弾劾を求める議案について、7日韓国の国会で投票が行われたが「国民の力」議員の不参加で成立せず議案は廃案となった。現地メディアによると国会周辺には警察の推計で15万を超える人が集結した。憲法上尹大統領は職務を続けることになるが、与党代表は「秩序ある大統領の早期退陣」によって「非常戒厳」による混乱を最小限に抑えるとして、尹大統領が退陣[…続きを読む]

2024年12月8日放送 12:00 - 12:10 NHK総合
ニュース(ニュース)
国際部・矢野尚平デスクがスタジオで解説:談話のポイントについて「韓国・ユンソンニョル大統領が今後どこまで職務に関わるのか、大統領の任期の短縮などにも言及があるのかといったところが注目だったが、与党・ハンドンフン代表が“外交を含む国政には関与しないだろう”と述べたところがポイントではないか。今回の非常戒厳の宣言で国内から強い非難を浴びていた大統領自身もきのう午[…続きを読む]

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