ハーゲンダッツジャパンとして最初に販売したフレーバーは「グリーンティー」。ミルクの濃厚さを残しつつ、それに負けない抹茶を厳選していて、開発に7年を要したという。風味がよく、強いうまみを特徴とする初摘み茶葉を使い、苦みや渋みを引き立たせるためにカテキンが多い二番茶葉を少量加えている。また、茶葉は熱に弱く、石臼でゆっくりと挽くことで風味をできるだけ逃さないようにしている。光による茶葉の劣化も防ぐため、石臼は暗室に設置。開発者は試作を重ねたといい、適度なお湯、塩気のあるせんべい、塩昆布などで口直ししていた。カップはグリーンティー専用で、光を遮る構造に。現在、10の国や地域で販売されている。