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「バクー(アゼルバイジャン)」 のテレビ露出情報

気候変動対策について話し合う「COP29」。今週から閣僚級が出席する会合が開かれているが、最大の焦点となっている途上国への資金援助を巡り議論が難航している。今日は水面下で動く日本の交渉官に密着した。COP29開幕の3日前、大臣との最後の打ち合わせの場にカメラが入った。環境省の10人ほどの交渉官をまとめる小沼信之さん。交渉官の任務は各国の代表らとコミュニケーションを重ね、合意に向けた議論の下地を整えること。日本の国益を損なわずに、世界の温暖化対策を前に進めるという難しい役割が求められる。小沼室長は「トランプ氏に政権が代わることになっていろんな声があるが、どうやったら前進できるかを主眼に置いていきたい」と語った。
気候変動対策に消極的な米・トランプ次期大統領への警戒感が強まる中で開幕したCOP29。世界中から集まった代表らと面会を重ねた小沼さんは、対策を前に進めることができるのか懸念を強めていた。小沼さんのもとに米国のグループから話がしたいと連絡があった。訪れたのは米超党派の下院議員団。議員団はトランプ政権に代わる今後の状況は見通せないとしたが、引き続き日米で協力して気候変動問題に取り組む姿勢を示したという。米・民主党議員は「米国は引き続き気候変動対策のリーダーであり続ける必要があると認識している」と語った。小沼さんは「踏み込んだ話はなかったが、最初に日本を訪れてきてくれてありがたかった」と語った。さらに小沼さんたちには日本の取り組みを世界にアピールする役割も託されていた。環境省はCOP29の会場で最新技術を紹介するセミナーを主催。日本の衛星を使って宇宙から世界各地の温室効果ガスのデータを分析できるシステムを紹介し、途上国などを支援できると訴えた。
29回目を迎えるCOPだが、今年の世界の平均気温が観測史上最も高くなることがほぼ確実になったという分析もあるなど、有効な手だてを打てていないという指摘もある。さらに今回最大の焦点となった、先進国が途上国の温暖化対策を支援するための資金について議論が紛糾。なんらかの合意が得られるのか不安視されていた。議論が平行線をたどる中、閣僚級の会合が2日後に迫ったこの日、今回の交渉で世界に先駆けて高い削減目標を発表したイギリスと急きょ局長級の会談が設定された。途上国を支援する資金について、先進国が足並みをそろえることで一致。目標額の引き上げを実現するため、中国などの新興国にも負担を求める方針を確認した。小沼さんは「腹を割って話をしたうえで、一歩でも二歩でも前進させて合意できれば」と語った。閣僚級の会合は22日まで行われる予定。それまでに途上国の温暖化対策を支援する資金について、なんらかの合意に至るのかが焦点となる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月21日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
アゼルバイジャンで気候変動への対策などを話し合う国際会議「COP29」が開かれている。きのう子どもたちがスピーチをし、そこで日本人の小学1年生・服部龍馬くん(6歳)も登壇し、海の問題について英語でスピーチした。出国前、龍馬くんを取材。龍馬くんは3歳から英語に触れ、約1年前からは父が代表を務める英会話スクールで英語を勉強中。海、魚、釣りが大好きな龍馬くんは「魚[…続きを読む]

2024年11月19日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」。主な議題は、途上国の気候変動対策を支援する気候資金、その新たな目標額を決めることだが、難航している。この気候資金を強く求めているのが島しょ国。その1つ、バヌアツは海面上昇で墓地が海に沈んだほか、高潮などの影響で移住を余儀なくされた集落も出ている。さらに去年3月、2つの大きなサイクロンが全土を襲って、人口の6割以[…続きを読む]

2024年11月19日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
アゼルバイジャンで開かれている気候変動対策を話し合う国連の会議、COP29は、途上国への資金援助などをめぐる議論が依然、難航している。COP29は、途上国の温暖化対策を支援するための資金について、来年以降の新たな目標額を決めることが主要な議題の1つとなっている。議長を務めるアゼルバイジャン・ババエフ環境天然資源相は「GDPの85%と温室効果ガス排出量の80%[…続きを読む]

2024年11月19日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
アゼルバイジャンのバクーで行われているCOP29だが、現在は閣僚級会合が行われている。途上国の温暖化対策のための資金についての来年以降の目標額の決定も課題となっているが、16日時点では年に1000億ドル以上という案から年2兆ドルとする案まで、隔たりが見られる。南米アルゼンチンの代表団や、フランス環境相が離脱や不参加を表明する中、最終日の22日までに意見を主役[…続きを読む]

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