阿部一二三・詩らは親は柔道をしていなくて、一二三はテレビで柔道を見て始めて、詩はその兄を見て柔道を始めた等と話した。2人は神戸市出身で学生時代から東京五輪で優勝することを夢見ていた。阿部一二三は2020年に丸山城志郎の台頭により66kg級の代表を決める異例のワンマッチが行われ、史上最長の24分の試合の末に阿部一二三が東京五輪代表になった。阿部詩も高校1年生で日本一になるとその後の世界選手権でも優勝したことで兄弟揃って初の五輪出場が決まり、東京五輪では兄弟揃って同日に金メダルを獲得した。2人はパリ五輪出場に内定している。