バチカンから中継。松本佐保さんは「今回のコンクラーベにおいては不安定な国際情勢に対して紛争を仲介する方の誕生が望まれる」などと話した。コンクラーベは枢機卿の中から新教皇を決める選挙。枢機卿は教皇に次ぐ地位、教皇に助言などを行う。投票権を持つのは80歳未満の枢機卿。世界中から133人が参加する。投票数の3分の2以上を獲得するまで投票が繰り返される。投票は初日の午後に1回。2日目以降は午前と午後の各2回ずつ行われる。前回は2日目で決定した。松本さんは「1回目の投票では決まらないと思う」などと話した。前教皇フランシスコは多様性を重視する改革派。また保守派が巻き返すのかも注目される。松本さんは「改革派が数の上では有利」「新しいローマ教皇には理性や世界の分断を止める安定をもたらすような方が誕生することを期待している」などと話した。