ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことを受けて、米国のオバマ元大統領が14日、SNSに投稿した。この中で「核兵器の脅威が増大し、その使用を脅迫に使うというタブーが弱まりつつある今、日本被団協の取り組みは核兵器が恐ろしい人的被害をもたらし、安全で安心な世界を子どもたちに残すためには、核兵器のない世界を追求することが不可欠であることを気づかせてくれる」として、祝意を示した。その上で、「日本被団協は個人的な悲劇から力強い運動を築き上げた」と称賛した。オバマ元大統領は在任中、核兵器のない世界を掲げて、ノーベル平和賞を受賞し、2016年には米国の現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問している。