バンコクからの中継でアジア総局の加藤ニールが解説。外来種は育てやすく、利益も安定して見込めることから、タイでは多くの人たちが外来種を養殖してきた。一部で生態系に影響を与え、養殖業者の経営に深刻な打撃を与える事態も目立つようになってきた。このためタイ政府も対策に本腰を入れている。去年には外来種のブラックチンティラピアの撲滅に向けた4か年計画を策定。市民や企業とも協力して各地で駆除作戦を展開しているほか、天敵となる魚を川に放流したり、駆除のための漁具の開発に着手したりするなど、あの手この手で対策を打っている。ただ、こうした取り組みを重ねても、時間がたつと外来種の生息が確認され、いたちごっこの状態。一度自然界に外来種が広がってしまうと元の状態に戻すのは簡単ではなく問題の解決には長期戦を強いられそう。
