タイ総選挙について、先月末に発表された世論調査で支持率1位となったのが、改革を訴える最大野党の民衆党。2位は、少数与党のタイ名誉党。カンボジアとの対立で強硬姿勢を示してきたアヌティン首相は、首都バンコクで先週開かれた与党「タイ名誉党」の集会でも国境問題に触れ、“国土を守り抜く”と繰り返し訴えた。カンボジアとの国境に接し、去年軍事衝突が起きた東北部のウボンラチャタニ県。戦闘の拡大で住民が犠牲になったほか、多くが避難を余儀なくされた。与党「タイ名誉党」の候補者カセム・チムプリーさんは、カンボジアとの軍事衝突が追い風になっているという。住民は、アヌティン政権の強硬姿勢を高く評価している。支持拡大の動きは首都バンコクにも広がっている。
