「“命を守りたい”震災の教訓をつなぐ水族館」という記事。あすで発生から31年となる阪神・淡路大震災。神戸市の水族館は当時大きな被害を受けて多くの魚や生き物が犠牲になった。この教訓は職員に受け継がれ、生き物の命を守る様々な取り組みに生かされている。水族館で防災の責任者を務めている平川雄治。震災前から飼育されているバンドウイルカの「ガル」。平川とガルは水族館が開園した1987年から共に人気のイルカショーに出演して客を楽しませてきた。31年前の1月17日、水族館は激しい揺れに襲われ電気、ガス、水道が停止。イルカが飼育されていたプールも配管が破損して水位が低くなり、真冬の寒さの影響で水温も大幅に下がってガルは命の危機に陥った。地震から3日後に電気が復旧、水温が戻ったことで一命をとりとめたが水族館の半数にあたる1万匹以上の魚や生き物が死んだ。生き物の命を守る災害に強い水族館を目指して平川は自ら志願して防災の責任者となり防災訓練を実施、設備の修理などの応急対応ができる技術者の育成にも力を入れている。
