アメリカのトランプ大統領は50日以内に停戦合意しなければ我々は大変厳しい関税を課すと延べ、ロシアに追加の制裁措置を課すとの方針を明らかにした。ロイター通信によると、ホワイトハウスの当局者はロシアからの輸入品に100%程度の関税を課す見通しだと説明。加えて、トランプ大統領はロシアから石油を購入している国の輸入品に関税を課す二次関税を導入する考えを表明。この措置は中国やインドを念頭に置いたもので、ロシアの収入源に打撃を与える姿勢を示しプーチン大統領に譲歩を迫った形。ウクライナへの支援として防空システム・パトリオットなどの兵器を供与することも明らかにした。NATO・ルッテ事務総長との協議で、兵器供与の費用をNATOが支払うことで合意。数日以内にパトリオットは届くと強調。ケロッグウクライナ担当特使がゼレンスキー大統領と会談。ゼレンスキー氏は防空能力の強化や兵器の共同生産、ロシアへの制裁強化などを協議。有意義な議論だったと述べた。
