パナソニックホールディングスは、車載機器事業の「パナソニック オートモーティブシステムズ」の株式の一部を米投資ファンド「アポロ・グローバル・マネジメント」のグループ会社が運営するファンドに売却することで基本合意。パナHDは全株式を保有も、ファンド側に50~85%を売却する方向。来年3月末までの契約締結が目指されている。オートモーティブシステムズの昨年度の売り上げは1兆2975億円。国内外に3万の従業員。会社ではファンド側と、当面は雇用を維持する方向で協議。パナHDはEV向け電池事業には投資を進めるも、事業再編を進める意向も示してきた。