パリ五輪競泳代表・瀬戸大也(30)。競泳日本、男子最年長の瀬戸は大きな変化の中で戦っている。去年、パリまで1年を切ったタイミングでコーチ変更、海外へ拠点を移した。きっかけは去年の世界水泳選手権でレオン・マルシャンが見せつけた実力。瀬戸が頼ったのはオーストラリアの名コーチ、マイケル・ボール。彼の指導を受ける多くのメダリストの中に瀬戸も加わった。マイケルコーチの指導は超ハード。約3時間泳ぎっぱなし。特に力を入れてきたのはアンダーウォーターと呼ばれるターン直後の水中での泳ぎ。水中で一気に加速するマルシャンのターンを超えるべくアンダーウォーターを徹底的に鍛えている。全てを一新して挑むオリンピック。