2人のエースを中心にパリ五輪への切符を掴み取った男子バレー。カギとなったのはレセプション(=サーブレシーブ)。P・ブラン監督は「サーブレシーブは攻撃の第一歩。トップで戦えているのはサーブレシーブが武器になっている」と話した。イタリア・セリエAも昨季レセプション平均評価点1位は高橋藍、16位に石川祐希が入っている。サーブマシンを使った実践練習や高速サーブを正確に返す基礎練習などを入念に繰り返していた。サーブレシーブにこだわるのは海外の選手のようにフィジカルで勝負ができないからだという。高さがない分クオリティーの高いサーブレシーブをセッターに供給することでトスの選択肢を増やすことが必要不可欠なのだそう。石川は「どんな状況でもメダルを獲得するという準備をしたい」、高橋は「楽しんで勝負につなげていけたら」と語った。