パリ五輪開幕まであと2日。フランス・パリ中心部は五輪ムード一色。新鮮なフルーツやシーフードが並ぶ全長およそ100mのサントゥスタッシュ市場は、“パリ市民の台所”として親しまれている。イチゴは1パック15ユーロ(約2500円)と、日本よりだいぶ高い。そんな市場で気がついたのは、普段はお店が出ているはずの場所がポッカリと空いてしまっていること。市場で15年以上お店を営むソニアさんは「パリの人は出ていってしまった」と話し、バカンスに入って市民が少ないことに加え、五輪の厳重な警備で訪れる人が減っていることから、休業する店が相次いでいるという。市場で10年以上も青果店を営んでいるバベットさんも「店を閉めなければいけないです。五輪のせいで商売ができないのは本当に困っています」と話し、市場や会場近くのマルシェは五輪の規制エリアに含まれ、休業を余儀なくされる日もあるという。
開幕直前となったパリ五輪。パリ市内各所に銃を持った警察官も配置され、およそ3万人態勢で警備が行われる予定。「イット!」が取材中にも、警察官がドアを開けてチェックする厳戒態勢。現在は開会式が行われるセーヌ川沿いを中心に立ち入りが制限されていて、エッフェル塔やルーブル美術館周辺も警備の対象。8年ぶりとなる観客有りでの夏季大会に向け、付近の警備にも熱が入る。
開幕直前となったパリ五輪。パリ市内各所に銃を持った警察官も配置され、およそ3万人態勢で警備が行われる予定。「イット!」が取材中にも、警察官がドアを開けてチェックする厳戒態勢。現在は開会式が行われるセーヌ川沿いを中心に立ち入りが制限されていて、エッフェル塔やルーブル美術館周辺も警備の対象。8年ぶりとなる観客有りでの夏季大会に向け、付近の警備にも熱が入る。