パリオリンピックで昨日早くも、柔道女子48キロ級の角田夏実が金メダル第1号。初出場ながら1回戦から圧巻の柔道を披露。準々決勝はフランスの実力者ブクリ選手と対戦し、開始1分で巴投げで1本勝ち。準決勝は苦戦を強いられるもゴールデンスコアの末、相手の反則で勝利。決勝は世界ランク2位のバブドルジ選手と対戦し、残り1分で技ありで金メダルを獲得。この階級での金メダルは、谷亮子さん以来20年ぶりの快挙。さらに日本勢夏季五輪通算500個目のメダルとなった。メダルセレモニーでは、角田選手の目から大粒の涙が。角田選手の家族は「東京五輪に出場できず諦めかけていたが続けて良かった」などとコメント。高校時代の恩師は「君が代を聞きながら涙が出たのは、プレッシャーがかなりあったのかな」などとコメント。