「目標は金メダルだったが悔いが残る試合をしてしまったのが一番悔しい」と話したフェンシング女子サーブル・江村美咲。世界ランク1位として2度目の五輪に出場。金メダル候補として日本選手団の“顔”に。東京五輪では2回戦敗退。競技人生は家族が支えだったという。フェンシング一家に生まれた江村。父はオリンピアンで元日本代表監督。世界選手権では個人戦2連覇を達成し世界No.1に上り詰めた。試合前には“本気でメダルをとりにいく”と「楽しんで戦う姿を見てもらいたい」と話していた江村だったがパリ五輪では3回戦でまさかの敗退。試合後「全然自分らしいプレーじゃなかったし、自分でもなんでこういう試合になっちゃったのか、今はもうちょっと考えないとわからない。家族も来てくれて…他にも応援してくださる方がたくさんいて、その中でこういう試合になったのは本当に情けない、悔いが残る試合をしてしまったのが一番悔しい。限られた日数でどこまで改善できるかわからないが、できる限りの準備をして挑むしかない」と語った。団体戦は今週末。