今夜、パリ五輪のスケートボード・女子パークの予選と決勝が行われるコンコルド広場は、人が増えて音楽もかかり始めて賑わいをみせている。スケートボード・パークは、3回のランのうち高得点1つを採用して競う。ストリートとは違って、一度ボードを降りたり転倒した時点でランは終了となる。スケートボード・女子パークには日本人3選手が出場するが、注目点について、2大会連続で五輪解説の松井立さんは「ケガを乗り越えた四十住さくら、安定度抜群の開心那、日本で一番勢いのある草木ひなの。そこに東京五輪・銅メダルのスカイブラウンと“オーストラリアの超新星”アリサトルー。この5人の“五つどもえの戦い”が注目。ケガを乗り越えたというのが一番大きくて、このトップの中でトリックの難易度や技術を維持するのは並大抵のことではない。開心那は一見地味に見えるんですが、やっている側からすると職人芸がめちゃくちゃすごい。一番速いスピードでグルグル回って一番激しいスラムもしていましたし、今回、この五輪にかける思いはすごく熱いものがある。スカイもアリサも日本にゆかりのある選手なので、この“五つどもえの熱い戦い”に期待しています」と解説。