日本勢が躍進したスケートボード。中でもひときわ注目を浴びたのが女子ストリートに出場した中学3年生の吉沢恋選手。オリンピック初出場で射止めた金メダル。快挙の裏で彼女が乗り越えたものは試合直前に負ったけがだった。吉沢選手の代名詞、ボードを縦横に回転させながらレールに乗る最高難易度の技を決め金メダルを手にした。けがをしても乗り越える。そのルーツを探りに向かったのは吉沢選手の地元、神奈川・相模原市。スケボーショップ「ACT sb store」オーナーの寺井裕次郎さんは吉沢選手が小学1年生のときから指導している恩師。