女子サッカー、なでしこジャパンと韓国代表の親善試合が26日土曜日に行われる。日本代表メンバーの1人、パリオリンピックで活躍した谷川萌々子選手の今に密着した。スウェーデン南部の大都市マルメ。名古屋生まれの19歳、谷川萌々子はJFAアカデミー福島を経て今年この街にやってきた。夏のパリオリンピックではのちに銀メダルに輝くブラジルと一戦で終了間際の劇的決勝点。オリンピックで10代の日本人選手がゴールを決めるのは男女通じて初の快挙だった。彼女が所属しているのはスウェーデンの強豪ローゼンゴード。今シーズンは開幕から無傷の23連勝。圧倒的な強さを見せている。その快進撃をけん引しているのが谷川だ。本職はボランチだが、トップ下などでも起用されここまで得点ランキングトップの14ゴール。活躍の影響か、ホームスタジアムの入り口にはワンショットのポスターが。加入1年目ですでにチームの大黒柱。コミュニケーションは主に英語だが、ときには日本語で。スウェーデンで更に成長し続けている19歳がなでしこジャパンで描く未来は。