ブルガリアで行われたフェンシングワールドカップ・女子サーブル団体決勝。日本は、格上のハンガリーと対戦。去年のパリ五輪で、史上初の銅メダルを獲得した日本代表。サーブルは、有効面が上半身のみ、突きと斬りが認められる。最後の試合前、日本は5点を追う展開。エースの江村美咲は、積極的に前を出て、相手選手の左手を捉え得点。その後も2度の4連続得点を奪うなどして、同点に追いついた。次の1点で優勝が決まる場面、江村美咲は、しゃがんだ相手を突いて逆転勝利。サーブル種目では、男女を通じて史上初のワールドカップ優勝を果たした。江村美咲は、チームの勝利は、個人戦の2倍3倍うれしいなどとコメント。