今年で100回目、歴史深い「日本選手権競泳競技大会」。世界選手権の代表選考を兼ねた今大会は次世代を担う高校生が熱かった。まずは今月高校の卒業式を迎えた成田実生選手。成田選手は今大会の目標について「どの種目でも世界選手権の代表権をとることと優勝、それからすごくいっぱいになってしまうけど、200メートル個人メドレーと400メートル個人メドレーでは高校新記録を頑張ります」などと話した。この大会、すでに2冠を達成し、残すは400メートル個人メドレー。成田は最初のバタフライでトップに立つと、続く背泳ぎ~平泳ぎで2位と差を開ける。最後の自由形では疲れの出る中ラストスパート。大会前に誓った高校新記録と3種目で世界選手権代表内定を決めた。