菊池風磨選手が注目選手を取材。今大会日本選手最年長・富樫勇樹(32)。2011年にアメリの高校在学中に日本代表に初選出。以来14年にわたり日本バスケの顔として活躍し続けている。富樫選手は「最年長でというわけではないが、結構気楽にやれてはいます」と話した。富樫選手のプレーでバスケ経験者の菊池さんが注目したのはドリブル。バスケットはドリブルをしながら全体を見ることが重要。そのために行っている練習がドリブルをしながらテニスボールをキャッチする練習。この練習でボールを見なくてもドリブルができるようになり、視野を確保できる。視野が広がることで生まれるのがアシスト。富樫選手はBリーグ歴代最多2604アシストを誇る。得点不足だった日本に富樫選手、富永選手、馬場選手が合流すると課題だった得点力も向上。富樫選手のパスが日本の攻撃を活性化させる。富樫選手はアジアカップについて「今年こそ勝てるチームを作っていきたい」等と話した。今夜の相手は世界ランキング71位のシリア。今大会予選では日本を上回るシュート成功率を武器に勝ち上がった相手。ホーバスHCは「自信あります」と話した。