日本パラカヌー界のエース・瀬立モニカ選手(25)。ケガをしてカヌーのことが考えられなくなっていた時に練習場に行くと気づきが。瀬立選手は「水上はバリアフリー。水上に出てしまえば階段も段差も無いし、みんなと一緒に何かができるのですごく幸せなことなんだなと気づきました」と話した。そこからパラカヌーにのめり込みわずか1年で世界選手権出場。東京パラリンピックでは7位入賞。パリパラリンピック出場と同時に描くもう一つの夢。瀬立選手は「自分自身が経験してきたものは特別な価値があると思っていて、それをしっかり還元していくためには自分自身が元々なりたかったドクターになって社会に貢献していくというのが一番」と話した。競技生活の傍ら、医学部編入を目指し猛勉強中。瀬立選手は大切にしている言葉を「笑顔は副作用のない薬」とした。