パリパラリンピック競泳の知的障害のクラスに内定している山口尚秀選手は東京大会で金メダルを獲得してからもさらに成長を目指し連覇を狙う。山口尚秀選手は187センチ、足のサイズは30センチと大柄でダイナミックな泳ぎが持ち味。3歳の時に知的障害を伴う自閉症と診断された。本格的に競泳を始めると頭角を現し東京大会では世界記録更新での金メダルを獲得。しかし、去年の世界選手権では大会3連覇を果たすも自身の記録を更新できなかったことに悔しさをにじませていた。自身がもつ世界記録を上回りたいとパリ大会に向けて取り組んでいるのはフォームの改善。パリの舞台でさらなる記録を目指す。