パリオリンピックの開幕まで100日。環境対策を重視する今回のオリンピック。エアウィーヴは、およそ1万6000床分のマットレスをパリの選手村に寄贈。大会終了後は、フランス軍やパリオペラ座バレエ学校の寮などでリユースする。衛生面は風呂場でシャワーで洗って陰干しすれば大丈夫だという。さらに、このマットレスの最大の特徴は3つに分割されているところ。硬さが4段階になっている素材を並べ替えたりして、自分好みに組み合わせることができる。同様のマットレスは東京オリンピックの選手村でも使われていたが、硬さを組み合わせる機能を活用しきれない選手もいた。そこで、パリオリンピックの選手村に導入されるというモニターで身長や体重を入力したうえで、全身を撮影し組み合わせを提案する。こうした性能面やリユースができるという環境配慮の面が評価され、10社ほどの応募の中から選手村のマットレスに採用された。エアウィーヴ・冨田力矢執行役員のコメント。リサイクルに言及。