一流俳優と映画監督を目指し映画を勉強中の宮世琉弥さん。きょう学ぶ映画は「ルー、パリで生まれた猫」。宮世さんは「僕もペットを飼っているので共感できたし、猫好きな人には観てほしい作品」と話す。少女と猫の絆を描いた映画。主人公はパリに住む10歳の少女・クレム。ある日屋根裏で思わぬ出会いが。クレムは「ルー」と名付けた猫と一緒に暮らすことに。宮世さんのリスペクトポイントは「猫目線で20分、まるで動物ドキュメンタリー」。映画の軸となっているのは人間のセリフ無しで猫の動きのみのシーン。合計20分ある。例えば人形に興味津々、またお留守番中にハトを見つけるとちょっと臆病な一面も。宮世さんが一番好きなシーンは、キャットフードが入っている機械を見つけたところ。ブザーを鳴らせばご飯が出てくると思ったのか、何度も押し続ける。猫目線の撮影をサポートしたのは動物トレーナー。動物たちの修正を熟知する専門家としてこれまでに1,000本以上の作品に参加。今回の映画では猫を手なづけながら様々な表情を引き出したという。映画はあさって公開。