30日フランスの下院に当たる国民議会選挙の1回目の選挙が行われ、公共放送によると、出口調査の結果、極右国民連合が得票率34%でトップ、左派連合が続き、マクロン大統領の中道与党連合は解散前の250議席の半分以下になるという予測。ただし大半の選挙区では1回目の投票で過半数を獲得する候補がいないとみられ、7日に上位の候補による決選投票が行われる予定。フランスメディアによると、マクロン大統領は「民主主義勢力が団結するときだ」と極右包囲網を呼びかけ、左派連合もそれに応じる意向を示していて、最終結果に大きな影響が出る可能性がある。