雑学「フランスでジャガイモが普及したのは国民にわざと盗ませたから」。フランスでジャガイモが普及したのは、18世紀後半。それ以前は貧しい人の食べ物として敬遠されていた。農学者のアントワーヌ=オーギュスタン・パルマンティエは、深刻な食料不足のなか、約3年の捕虜生活で、ジャガイモを食べて生き延びた経験から、ジャガイモの価値をフランスに広めるべきだと考えた。パリ郊外の土地にジャガイモ畑を作り、王宮の兵士に厳重に見張らせ、「この作物を盗んだ者は厳罰に処す」と札を立てて警告した。国民は、王の作っている食べ物だからいいものに違いないと徐々に興味を持ち始めた。夜になると、畑の警備をとき、無防備な状態に。王の大事なものを盗むという好奇心から国民が次々とジャガイモを盗んでいった。盗んだ国民たちからジャガイモは価値のある食べ物だと広まり、フランス全土に普及していった。パルマンティエと名がつくフランス料理には必ずジャガイモが使われているという。この雑学は、7言いたいだった。