フランス・パリで16日から開催されているパリ航空ショーには48か国から約2500企業が参加し、各国軍事関係者らとの商談も行われている。ドイツの長距離巡航ミサイル「タウルス」や、米空軍が紛争地での運用を目指す無人戦闘機などが展示された。今回注目を集めているのがドローンの開発。最新の兵器はAIを活用したものが多く開発されており、全方位型レーダーでは地図と周囲の環境をAIに学習させることで、脅威に応じて自動的に感度を調整することができる。今月24日から開催されるNATO首脳会議では加盟国の国防費の大幅引き上げが正式決定される見通し。