午後3時半過ぎ、岩手・岩泉町の柿の木にクマが上って、柿を食べていた。そして午後4時すぎには2頭確認することができた。きのうも同じ場所で大人のクマ1頭・子グマ1頭が出没した。きのうと同じ個体か不明だが、エサがあると学び人里にきているかとみられる。きょうのギモンは「脅威…より“賢く”クマが学習?」。先週北海道・苫前町に現れた巨大なヒグマ。クマの体重は約400kgとみられている。そのクマが約300kgある箱罠を揺さぶっていって押し倒してしまう。中にはシカの骨や皮が入っていたという。エサを気にする様子もあるが、箱罠の正面には回らず横から檻を押した。苫前町猟友会の会長は、今年9月に同じ地域のカメラに映ったクマではないかとみている。そのときも箱罠を警戒する様子を見せていた。会長は「かなり場馴れした用心深く、長生きしているクマだと思う」と話していたとのこと。秋田・横手市では、箱罠に入るが扉が閉まることなくエサを加えて出ていった。このクマは踏み板をかわしてエサだけ食べていたとのこと。罠を警戒したり、エサだけ食べたりする行動について、岩手大学・山内貴義教授は、クマは学習能力が高く、一度嫌な思いをしたら警戒して慎重になるという。過去に、仲間が捕獲されているところを見たり、自分が脱出すると学習をしているのではないかとのこと。クマは学習能力が高いうえに、食べ物への執着が強いので、餌があることを覚えたらまた来るという。なにか対策がされたとしても、それを避けて食べる方法を考える能力があるとのこと。クマ被害を防ぐには、被害に遭う前にしっかりと対策が大事だという。電気柵も最初から設置し、「怖いもの」と学習させると良いとのこと。学習済みのクマ対策について、必要のない木は切る・電気柵は集落全体で設置するという。
